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Ori-ori Sanpai

禅とアートの会

禅とアートの会

昨冬に初開催し、多くの反響をいただいた「禅とアートの会」を、2026年も開催いたします。
今回のテーマは「西芳寺と近代」です。
 
西芳寺にとって近代は、荒廃により苔むした庭園が「苔寺」として価値を見出された時代であり、事前申込制の導入など、現在の参拝の礎を築いた転換期でもあります。
そして本堂再建の折に奉納された堂本印象画伯による抽象画の襖絵は、それまでの寺院襖絵の主流であった山水図とは一線を画す、大変革新的なものでありました。
本会では、堂本印象作の本堂104面の襖絵を全面公開。鮮烈な色彩による唯一無二の祈りの空間へ、皆さまをご案内いたします。
 
冬の本堂で心を調え、アートに触れ、庭を歩く。
静寂の中で五感をひらき、1300年の時の重なりを感じながら、自分と向き合う特別なひとときをお過ごしください。

※ご注意ください※
こちらは「禅とアートの会」通常プログラムのお申込ページです。
講演会プログラムをご希望の方はこちらよりお申込ください。


まずはじめに、客殿・礪精閣(れいせいかく) にて、寺務員よりお寺の案内や冬のお庭の楽しみ方をお伝えします。そののち、本堂にてざぜん時間*で心を調え、堂本印象の襖絵をご覧いただきます。鑑賞後は冬のお庭をお楽しみください。
なお、今回ご覧いただく本堂の堂本印象の襖絵は通常非公開の作品も含めて全面公開となり、また礪精閣も今回特別に公開いたします。ぜひこの機会に普段とは違う西芳寺を感じてください。
*ざぜん時間:リラックスした姿勢で呼吸に集中し、自己と向き合う数分間の短い時間。「坐禅」と漢字で表現するのではなく、ひらがなで表現することで、坐禅の厳しさや大変さを取り除き、日常でもしてもらいやすくしました。
 
【冬季境内整備について】
開催期間中は西芳寺では境内整備を実施しています。整備の状況により、一部エリアにお入りいただけない可能性や工事音がする可能性がございます。ご了承ください。


【開催日程】
2月:8(日), 10(火), 11(水・祝), 15(日), 22(日), 23(月・祝)
各日の開催時間は申込カレンダーにてご確認ください。
*当日の集合時間は各回開始5分前
*受付締切:1日前

【所要時間】
約90分

【対象】
一般・会員
・参拝時点で13歳以上の方。
会員制度についてはこちら

【参拝冥加料】
10,000円以上
*お申込には別途システム利用料を申し受けます(お一人様110円(税込))
【開催言語】
日本語


堂本 印象(1891-1975)
具象画から抽象画に至るまで卓抜したセンスと確かな画力で描いた近代日本画壇を代表する画家。
京都で酒造業を営む堂本家の三男として生まれる。幼少期から絵を好んでその才能を発揮し、1918年(大正7)に京都市立絵画専門学校(現:京都市立芸術大学)に入学。1919年(大正8)、初出品した「深草」が第1回帝展に入選。以降、数々の展覧会で受賞し、一躍画壇の花形となる。戦後は画風を変え、特に1955年(昭和30)以降は抽象表現の世界に進み、アンフォルメル様式の抽象画作品を多く残した。西芳寺とは先代住職との縁で本堂再建の折に104面の襖絵を制作、奉納。西芳寺は、堂本印象が生涯で最も多くの襖絵を描いた寺院としても知られている。


【ご参加に際してのご注意事項】
・境内には段差や砂利地があります。また、庭園の園路は車イスでの通行ができません。
・本堂には暖房がございませんので、あたたかい服装でお越しください。
【変更・取消について】
参拝日時の変更はできません。他の日時を希望される場合は、一度お取消の上再度お申込ください。取消(減員を含む)には以下の取消料を申し受けます。
なお、取消し日に関わらずシステム利用料(お一人110円(税込))は返金されません。
取消料 4日前迄:無料/3日前~前日:50%/当日:100%